平成16年第2回定例会の報告

 

 都議会の第2回定例議会は61日〜16日迄の日程で開かれました。公明党は介護予防充実の上から、今注目されている筋力トレーニングの実施や口腔ケアなどの活用の仕組みを始め、災害時に於ける通信の確保、文化芸術の一層の振興に向けた基本方針の策定など数多くの提言を行い、大きな成果を勝ち取りました。そこで、ここでは主な論戦を取り上げ報告します。

■■介護予防で提案■■

転倒防止に筋力トレーニングを!

地域の歯科医師との連携が大切

 お年寄りになると筋力の衰えによる、転倒そして骨折、寝たきりになる事例が多く見られます。そこで、その効果的な対策として「筋力トレーニング」を積極的に活用するよう提案。

 また、食べ物を誤って肺に入れて肺炎になるケースが多い事から、日頃からの適切な口腔ケアとその為の地域の歯科医師との連携強化、などの実施も提案。

 都福祉局長は「老人医療センターでは、骨粗しょう症外来で転倒予防のプログラムを採用している。今後、筋力トレーニングも含め、複数のメニューを提供する区市町村を支援していく」と答弁。

 また、口腔ケアについても「歯科医師会など関係団体と密接な連携強化を図りながら普及・啓発に努めていく」と積極的な姿勢を明らかにしました。

■■女性専用外来■■

    墨東病院・・・・・7月に

  府中病院・・・・・9月に

大久保病院・・・7月に

__それぞれ開設へ__

 都立大塚病院での女性外来の開設に続き、都は新たに「墨東病院」「府中病院」「大久保病院」の開設時期を明らかにしました。

8000(小児救急電話相談)

・・・7月実施に向け準備・・・

 小児救急電話相談事業の今後の効果的な展開を図るため、公明党は♯8000を使った電話相談を都は早急に実施すべきと主張。

 健康局長は「小児科医が必要に応じて相談を受ける体制を整え、7月実施を目途に取り組んでいく」と明らかにしました。

◆◆べビーホテル問題◆◆

1.劣悪な施設に指導を

   2.認証保育所への移行を

 公明党の質問に都福祉局長は「都自ら実施する研修に於いても保育従事者の資質向上に努めていく」「保育環境をレベルアップさせる為に、今後とも区市町村と連携し、認証保育所への移行に努めていきたい」と答えました。

■■■学校の安全対策■■■

 佐世保で発生した児童による殺傷事件を踏まえ、インターネットと子供たちとの関わり方について都の見解を求めるとともに、安全確保のために、地域参加とボランティアなどの人材の配置を提案。

 都教育長は「望ましい関わり方について検証し、指導資料を配布する。関係者が参加するセーフティー教室を開催する」と答えました。

■■■災害・治安対策■■■

災害時でのアマチュア無線の活用

東京港の保安対策で多彩な提案

 昨年7月に発生した宮城北部地震の際に、被害を心配した全国からの電話の問い合わせで電話回線がマヒし、通話が出来なくなった事などを踏まえ、災害時に於けるアマチュア無線の活用を提案。また、東京港の保安対策で国際テロをも想定した合同保安訓練の実施状況について質しました。

 この問題については、昨年の第三回定例議会の代表質問(鈴木質問で・・・・官民一体で行う合同訓練の実施を提案済み・・・・

《 アマチュア無線の活用 》 

 都は、災害時において迅速且つ的確な情報を収集するには、これまでの「防災行政無線や衛星通信の整備、災害時優先電話などに加え、アマチュア無線も有効な通信手段と位置付けました。

 更に、総合防災訓練への参加について「アマチュア無線家の参加規模をも拡大し、災害時における協力関係を築いていく事が、今後より重要になる」との見解を示しました。

        

《 国際テロを想定した訓練 》

 国際テロをも想定した合同訓練について、都の港湾局長からは「晴海ふ頭で実施した不審船の接岸や着岸した旅客船でのテロリストの捕捉訓練を近く実施する」との考えを明らかにしました。

■都独自の障害教育計画で論戦■

 都が今秋までに策定する心身障害教育改革の行政計画で明らかにされる、東京都独自の生涯教育の中長期的な展望について、その理念などをめぐり、活発な論戦を展開しました

 公明党は今秋改定される心身障害教育の行政計画について 1.その理念 2.計画期間や実現への取り組みの方針―― などについて都の考えを質しました。更に、知的障害学校への職業科の増設、病弱養護学校の高等部設置、ろう学校での中高一貫教育校の設置・・・など早急な実現を主張。また、新たな学校整備に当たり閉校となる高校の跡地の有効利用を考えるべきと提案。

 教育長からは公明党の主張を受け1.基本理念は社会の担い手となる力や、身近な地域での一員として生きていける力を培うこと 2.計画期関は10年程度とし、第1次から3次に分け、段階的に実施していくーー と述べるとともに、「行政計画に於いて知的障害の軽い生徒のための職業教育の充実、病弱者を対象にした後期中等教育の充実を図るとともに、ろう学校の中高一貫型教育の実施に向け具体的に検討する」と答弁しました。

 また、高校跡地の有効利用についても「都立盲・ろう・養護学校の再編整備に当たっては閉校予定の都立高校の有効活用を図っていく」との考えを示しました。

☆★都庁舎のライトアップなどを提案★☆

石原知事も「いいじゃないですか!

               一度やってみましょうよ・・・・・!」

1.都庁舎のライトアップ

2.東京港夜景10景の選定を

3.お台場夜景を観光資源に

 

 公明党は、観光振興の一環として、都庁舎でのライトアップの再開をはじめ東京港の夜景をもっとPRしてはどうか、と提案しました。

  

《 文化芸術の振興策 》

稽古や発表の場の提供を!

新たな「基本方針」の策定を主張

 稽古をする為の場所すらなく、十分な練習すら出来ないといったアーチストたちからの声を聞きます。そこで公明党は「経済的な支援をも含めた相談の窓口を都に設置するよう主張。

 更に、文化・芸術の振興・支援を着実に進めるために、新たな「基本方針」を策定すべきと。

 都は「常設の窓口の設置と年内を目途に基本指針として明らかにしたい」と述べました。

公明党の代表質問をこちらからご覧頂けます。